東京でカイロを15年やり柔整鍼灸免許を取り、九州に帰った男の話

「カイロを15年やってあんな物で治った患者は1人もいない。その間何十人大怪我をさせ、救急車を 呼びそうになった事か。九州に帰ったら絶対にカイロだけはやらない。」と云って東京を去った。 これが真実ではないかと私は思う。
又、我々は決してこういう 無免許の人たちと商売敵でもないし、競合もしない。このような商いが近くに出来ると、そのような所で大金を取られたり怪我させられたりした人が私のところ に来て、安い料金で少しは具体的に治るので有り難がる。
物に例えるならば、並みの女の近くに顔の悪い女が出てきて引き立ててくれるような物だ。有り難い話だ。
が、患者の事を思うと心が痛む。適は武蔵が云う通り自分の心の中にしか居ない。
それにしてもおかしな事があるものだ。
と云うのは、一般の患者に整形・整骨・整体の看板を見て、正しく説明できる人が何人いるだろうか。
整形外科が我々整骨師と同一に見られたらこれは整形外科が怒ります。レベルが全く違うからです。
又、整骨と整体を同一に見られたら我々は大怒りです。何故なら前記の教育を受けたものと無免許の健康商法詐欺師、これを一緒にされたからです。このようなことがあるので、国は一般の患者が見て分かるような何らかの名称をはっき りさせる所に来ていると思います。
医療を厚生省が、ごまとハエの区別をつかないようにしているこれが現状なのだ。
患者は国で発行した免許なのか、個人で勝手に発行した免許なのか、又、只の整骨院(電気をかけてもむだけ)か鍼灸マッサージ計4つの免許を持っているか、などを通院する際の一番大事なポイントにする。
何故なら、夜名ばかりの学校に2年行き電気だけしかかけられない接骨院と、6年学校に行き整骨・鍼灸・マッサージの免許を持ち、これらを同時に出来る所との違いだからです。